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期末に行うこの面談は、本人と面談員がそれぞれ「I(アイ)シート」と「B(ビー)シート」を持ち寄り行われます。
(この2つのシート名から「アイビー面談」と呼んでいます)。 |
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「I(アイ)シート」とは、「Interview Sheet(インタビューシート)」の略です。
面談対象者は、このシートに当期の総まとめとして年間の業務内容の記述のほか、成果・感想・意見、能力などに関する自己評価、将来に向けてのスキルアッププラン、次期の目標などを記述します。 |
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「B(ビー)シート」とは、「Background Sheet(バックグラウンドシート)」の略です。
各部署の責任者は、対象者の年間の総括評価を記述します。さらにキャリアアップに向けての指針も記します。 |
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両シートは自社オリジナルの考課シートであり、いわゆる「人事考課」としての役割よりも、「相互理解」と「成長促進」のためのツールとして活用されています。 |
「アイビー面談」の特長は、(a)ポジティブ面談 (b)絶対考課による評価 (c)育成フィードバック にあると言えます。 |
(a)ポジティブ面談 |
批判したり否定したりする面談ではないということ。
良い点を評価し、功労を認め、互いにプラス思考で行う面談です。 |
(b)絶対考課による評価 |
数値で評価する項目は「絶対考課」(考課基準に照らして職務行動の期待にどれだけ応えたかを判定)であり、
「相対考課」(特定の人と比べて考課する)ではないということ。
よって、成長の妨げにしかならない愚かしい競争−仲間同士で足をひっぱりあうような競争−とは無縁です。 |
(c)育成フィードバック |
本人が気付いていない伸ばすべき能力課題を気付かせること。
自己を客観的に見ること。社長を含め各部署のリーダーがそれぞれの視点で見ること。
このことによって新しいキャリアプランが見えてくることがあります。
一年ごとに自己を振り返り、ネクストステージを見極める。
一歩ずつ歩みを着実なものにしていくことこそが成長とやりがいに結びつくのです。 |
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